大震災時のドライバーの心得

4月14日に熊本県で震度7の地震が発生し、熊本、大分を中心に甚大な被害が出ました。現在は復興へ向けた活動が始まっていますので、わたしも自分自身のできる範囲で、継続して復興へのお手伝いができればと思います。
日本に住む以上、大地震は決して他人事ではありません。今回は地震の備えの一環として、運転中に震度6以上の大地震に遭遇した際のドライバーがとるべき行動をまとめてみました。
1.車を道路の左側に寄せて停止させる
走行中に大きな地震が起こると、ハンドルをとられて運転が困難になります。他の車や障害物に注意し、できるだけ安全な方法で車を道路の左側に寄せ止めましょう。
揺れが収まるまでは車内で待機し、カーラジオなどで地震の情報や交通情報を把握し、その情報や周囲の状況に応じて行動するようにしましょう。
一般道の場合は、なるべく交差点を避けて停車させます。近くに駐車場や空き地がある場合は、速やかにその空きスペースに移動させましょう。
高速道路の場合は、急ブレーキを踏まず落ち着いて減速することが大切です。もし左側に停車できない時は、右側に寄せて停車し、緊急車両が通れるように中央部をあけるようにします。
その後、警察や道路管理車などの指示や誘導を待って行動しましょう。ETCゲートは地震発生時も機能するようになっているので、慌てず一般道に移動します。
2.やむを得ず車を置いて避難する際はキーはつけたまま
火の手が目前に迫っていたり、道路が破損していたりするなど危険が迫り、やむを得ず車を置いて避難する場合は、エンジンを止めてキーをつけたままにしましょう。
また、火炎を巻き込まないようにするため窓は閉めておきます。 緊急車両の通行の妨げになる際に車を移動させる可能性があるので、ドアはロックしないで避難しましょう。
3.緊急自動車専用道路等から速やかに移動する
大震災発生時は人命救助や消火活動のため、交通規制が実施されます。
消防、警察、自衛隊等の緊急自動車が優先されますので、自分の行動圏内の緊急交通路を確認するようにしましょう。
緊急道路を走行中の車は、速やかに道路外の場所に移動するか、その他の道路に移動しましょう。
大きな地震はいつ起こるか分かりません。いざという時に落ち着いて行動できるよう、大震災時のドライバーが取るべき行動を確認しておきましょう。
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