ゴールデンウィーク明けは小学生の飛び出しに注意!!|交通事故弁護士相談ドットコム

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2016年5月18日

ゴールデンウィーク明けは小学生の飛び出しに注意!!



こんにちは、ゴールデンウィークも終わり梅雨に向けまっしぐらですね。
4月から新生活を迎えた皆様は環境に慣れてきた時期かと思います。

なれた頃が一番危険!
5月は特に小学生の事故が多い時期だったってことはご存知でしたでしょうか?

小学生の交通事故の特徴


・14時~18時の割合が6割
・下校時
・自宅近く
・自転車の事故


歩行中の交通事故は「飛び出し」が原因になることが多く、「自転車の交通事故」は、交差点での安全確認不足原因になっているようです。
また、小学生の事故は自宅から500メートル以内の場所で起きている確率が高いのが特徴です。
自宅近くなので安心感や開放感などで気が緩み、注意不足になるのが原因だと言われています。

小学生の交通事故は一人の時より複数人でいるときのほうが多い


小学生の子供は何か自分の身に危険が迫ると走リ出す傾向があります。
例えば鬼ごっこなどしていて鬼に捕まりそうになると、
鬼役の子供しか目に入らなくなり慌てて猛スピードで走り出します。

このように友だちと遊んでいる際に急に走り出すと事故に遭いやすくなるのです。

車を運転しているときに気を付けられること


一般的に小学生の特徴としては

・周りを確認しない
・小さいので車から見えにくい
・子供は走ると急に止まれない


小学生ぐらいですと、わんぱくで活発な年頃なので、場所を選ばずに走り回ったりしますね。
公園から急に道路へ走ってきたり、友達とふざけ合って歩道からはみ出してくることもあるでしょう。
実際、この年頃の子供が、最も事故に遭う可能性が高いです。

交通ルールを理解していなかったりするので、何の躊躇もなく自動車に近づいて来たりします。
ですから、小学校低学年くらいの子供の傍を通るときには、十分な間隔を空け、スピードを落とすことが重要です。

“あっ”と思ってからじゃ遅い


小学生の子供が飛び出してきたのを気付いて急ブレーキしても、
ブレーキを踏むまで1秒にかかったとした場合、

30㎞/h→16.7m以下
40㎞/h→24.7m以下
50㎞/h→33.8m以下

完全停止するまで上記の移動距離があります。
実際、飛び出しの交通事故が多いので、やはり特にこの時期は住宅街または通学路などは、
いつも以上にスピードを落として、万全な注意を払う必要があるかと思います。

まとめ


新生活に慣れてきた頃が一番気が緩みがちで、特に小学生の子供はわんぱく盛りですから急な飛び出しに気を付けましょう。
小学生の子供なのでなりふり構わず、道路へ飛び出してくる可能性が高いです。
子供の特徴を理解しつつ安全運転で今週もがんばりましょう。

事故相談コムちゃん 掲載日:2016/5/18
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