平成28年春の交通安全運動が4/6より始まります|交通事故弁護士相談ドットコム

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2016年3月18日

平成28年春の交通安全運動が4/6より始まります

3月も後半に入りすっかり春めいてきました。19日には福岡で桜の開花が発表され、各地で平年より早い開花が予想されています。
お花見などお出かけの計画を立てている方も多いのではないでしょうか。春の行楽シーズンの前に、改めて交通安全の意識をもつことが大切ですね。

そこで今回のコラムでは、交通安全の意識を高めるために4月6日からスタートする春の交通安全運動をご紹介したいと思います。

平成28年 春の交通安全運動の日程

●期間
平成28年4月6日~15日(10日間)

●交通事故死ゼロを目指す日
平成28年4月10日

運動の「重点」をご存知ですか?

駅や公共施設にポスターが貼られ、テレビのニュースでも取り上げられているので、交通安全運動の存在は広く知られているところですが、その中で「運動の重点」として、運動の指標設定されているのはご存知でしょうか。

1.子供と高齢者の交通事故防止
2.自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
3.後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
4.飲酒運転の根絶

上記の項目が特に意識が必要な点です。今一度確認してみましょう。
個人的には、通勤時に交通ルールを守っていない危険な自転車に遭遇して肝を冷やすので、自転車に乗る人には2の自転車安全利用五則を再確認して欲しいです。

●自転車安全利用五則
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り。並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認)
5.子どもはヘルメットを着用

その他に、それぞれの地域でも交通事故の発生状況や交通事情に即して定められた「地域重点」がある場合もあります。お住いの地域確認してみると良いでしょう。
例えば、北海道では年間スローガンとして「ストップ・ザ・交通事故 ~ めざせ 安全で安心な北海道 ~」を掲げています。

一人一人の交通安全への意識が大切です

知っているようで知らないことが多い交通ルール。また、「これぐらいなら大丈夫だろう」と信号無視やスピード違反など、ルールを破ってしまう人も多い現状です。そういう些細なことは大きな事故へと繋がりかねないので、一人一人がルールを正しく理解し、きちんと守っていくことが大切です。

春の交通安全運動が実施されるこの機会に、改めて交通安全の意識を持ち、家族・学校・職場の中で共有して、事故のない社会を目指していきましょう。

事故相談コムちゃん 掲載日:2016/3/18
事故相談コムちゃん

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