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飲酒運転のペナルティ


夏至を迎えビールが美味しい季節ですが飲酒運転ダメ!絶対!


今月6日に北海道砂川市の交差点で軽ワゴンと乗用車が衝突するなどし、一家4人が死亡、1人が重体となった事故がありました。
逮捕された容疑者は飲酒していたとの報道もあり、 事故の影響を受け砂川社交飲食協会は、26日開催を予定していた市内の飲食店を飲み歩くイベント「砂川夜の酔人ロードはしご酒大会」の中止を発表するなど世間に大きな波紋を呼んでいます。

罰則が強化されても繰り返される飲酒運転による事故。
今回は、運転者やその周囲への処罰等をまとまてみました。

運転者に対する処罰

酒酔い運転 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 

違反種別 点数
酒酔い運転 35点
酒気帯び運転
(呼気1リットル中のアルコール濃度)
0.25mg以上 25点
0.25mg未満
(0.15mg以上)
13点


※酒酔い運転・・・アルコール濃度の検知値とは厳密な関係はなく、アルコールの影響によって正常な運転ができないおそれがある状態で運転すること
※酒気帯び運転・・・呼気1Lに0.15mgあるいは血液1mlに0.3mg以上に体内にアルコールを保有する状態で運転すること

運転者以外の周囲の責任についての処罰

※車両提供者は運転者と同じ処罰

運転者が酒酔い運転 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
運転者が酒気帯び運転 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

※酒類の提供・車両の同乗者

運転者が酒酔い運転 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
運転者が酒気帯び運転 2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

 

自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(平成26年5月20日~)

痛ましい重大交通事故が相次いで発生したことにより、厳罰化を願う国民の声を受け、悪質・危険な運転者に対する罰則を強化した「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」が、平成26年5月20日から施行されました。

飲酒運転に関する部分を抜粋してみます。

第3条(危険運転致死傷として新設)

アルコール又は薬物若しくは運転に支障を及ぼすおそれがある病気の影響により、正常な運転に支障が生じるおそれのある状態で自動車を運転し、よって正常な運転が困難な状態に陥り、人を死傷させた場合

【罰則】 致死:15年以下の懲役  致傷:12年以下の懲役

第4条(過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪として新設)

アルコール又は薬物の影響により、正常な運転に支障が生じるおそれのある状態で自動車を運転した者が、運転上必要な注意を怠り、人を死傷させ、その時のアルコール又は薬物の影響の発覚を免れる行為をした場合【罰則】 12年以下の懲役

第4条はいわゆる「逃げ得」させないための法律ですね。

アルコールが抜けるまでどれくらいの時間がかかるの?

体重50kgの人がビール1缶(350ml)を飲んだ場合、アルコールの処理時間は2時間48分。日本酒1合(180ml)は4時間19分、ウィスキー1杯(シングル30ml)は2時間24分だそうです。

上記はあくまで計算式によって導き出した目安です。
代謝時間には個人差があり、その時の体調によっても左右されるので、何時間経てばアルコールが抜けると一概にはいえません。

 

飲んだその日はアルコールが抜けたと思っても運転しないのはもちろんのこと、大量に飲んだ翌朝も運転を避ける慎重な対応が必要です。
一晩経過したから大丈夫だろうと思っていても、アルコール検査の数値は酒気帯び運転の範囲だったといケースもあるそうです。

ハンドルを持つ者の責任として、飲酒には十分気を付けたいですね。

アヴァンセドットコム 南 掲載日:2015/6/19
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